タイ駐在のマクロな生活

マクロなおじさんのタイ駐在中に起きた出来事の備忘録です。タイに関してマクロな情報ですが、お役に立てれば幸いです。

タイでおしり探偵をタイ語で読む

このページではタイで販売している日本で有名な児童書である「おしり探偵」について書きます。

 

元々はタイ語の勉強のため

私はこれまでタイ語版の漫画本を読むことでタイ語に触れる勉強としていました。

タイに住むことになってタイ語を勉強していましたが、タイ語の文字ばかりの本や参考書を読むことにモチベーションが上がらなくなりました。そんな中、気晴らしにとコロナウイルス対策で申し込んだ「ネットフリックス タイ」で見た「鬼滅の刃」によってタイ語の漫画本を読み始めました。そのため、タイ語版の本を購入することに抵抗はありませんでした。

 

私がこれまで読んだタイ語版の漫画本はこちら、、、

  • 鬼滅の刃(1-23巻)
  • 呪術廻戦(1-17巻)
  • ハイキュー(途中)

購入した場所

購入場所は紀伊國屋ではなく、英語の本も販売していないローカル本屋さんでした。

また、販売していたのは幼児用の漫画コーナーでした。

表紙は日本で販売しているものと同じですが、タイ語版は日本語版よりも薄いです。

背表紙には日本語で「おしりたんてい」と書いているため見つけやすいと思います。

 

販売価格

  • 125バーツ (約440円)

  周りのタイの漫画本は30バーツから90バーツで販売していましたので

  高級な漫画本かと思います。

 

日本語版との値段比較

  • タイで日本語版を購入: 450バーツ(約1580円)
  • 日本で日本語版を購入:約307バーツ(1078円)
  • タイでタイ語版を購入: 125バーツ(約440円)

 

日本で日本語版を買うよりタイでタイ語版を購入する方が約半額で購入できます。

物価も関係しているかもしれませんが、日本語版はハードカバーで紙質も厚いため、

値段が高いのかもしれません。

タイ語版も紙が薄いなと思うほど薄くはありませんが、後ろのページは透けて見えます。

 

<表紙面>

左:タイ語版 ポプラ社 右:日本語版 ポプラ社

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日本では映画版も購入できるようです。

本の内容

現在、子供が持っている同じタイトルの本と読み比べていますが、

ほぼ内容は同じようです。

内容は同じですが、むしろ細かい部分を省いている印象です。

 

謎々をタイ語ではどのように表現しているのか?

あの顔から吹き出す必殺技はタイ語でなんというのか?

気になることはたくさんありますので楽しみです。

 

日本語版とタイ語版の異なる点

日本語版とタイ語版で少し異なる点がありました。

 

1つ目

1ページ目の本題に入る前のおしり探偵のことを書いているページ

日本版

おしり探偵

 どんな時でも冷静

 好きなものは暖かい飲みものと甘いお菓子

 特にスイートポテト

 

タイ語版

นักสืบหน้าก้น 

สุขุมทุกสถานการณ์

ของโปรดดือเครื่องดื่มร้อนกับขนมหวาน

 

  • นักสืบ ナックスゥーブ 探偵
  • ก้น   ゴン おしり
  • สุขุม  スクム 冷静
  • ทุกสถานการณ์ ツゥック サターナガーン どんなときも
  • ของโปรด コンプロード 好きなもの
  • เครื่องดื่มร้อน クルンドゥームローン 暖かい飲み物
  • กับ ガブ と
  • ขนมหวาน カノムワーン 甘いお菓子

 

甘いお菓子の補足で記載されているスイートポテトがタイ語版では記載されていません。

ちなみにスイートポテトはタイ語ではこちら、、、

มันหวานอบ マンワーンオブ 

  • มัน マン 芋
  • หวาน ワーン 甘い
  • อบ オブ 焼く

日本語の直訳では芋焼き→焼き芋です。

 

2つ目

販売元

Nanmeebooks

https://www.nanmeebooks.com

ちなみに日本語版はお馴染みのポプラ社です。

 

私の個人的な感想

児童向けなのでタイ語も簡単では?と思っていましたが、、、

実際は片手にスマホ、目の前にはブックスタンドという私のタイ語勉強スタイルでしっかりと

単語を調べながら勉強する羽目にあっています。

単語レベルは日常会話相当なので4級レベルの私ではすらすらと読むことは厳しいです。

が、日本語版があるため、単語を調べた後に不明点がある場合は日本語版を読むことができますのでしっかりと理解しながら読むことができますので買ってよかったと思っています。

 

タイ人スタッフ内のおしり探偵の認知度

私の勤務先のタイ人スタッフにこの本を見せた所、全く知らないとのことでした。

日本で有名な本だと説明しても、この特徴的な顔を見せても興味なしでした。

 

*このタイスタッフは呪術廻戦(タイ語版)、鬼滅の刃(タイ語版)のアニメを見ているほど、

 日本のアニメには興味があるようですが、文庫本には興味がないようでした。

 実際、鬼滅の刃の漫画本を貸した所、3ヶ月机に保管された状態でした。

 本を読むよりはアニメで音と動きを楽しむ方がわかりやすいし、楽しいとのことでした。

 

タイでは文庫本よりもおしり探偵のアニメ版が放送される方が人気に繋がるかもしれません。

 

子供と一緒の話題であり、タイ語の勉強にもなりますのでおすすめです。

以上タイでおしり探偵をタイ語で読むでした。