このページではタイのお歳暮事情について書きたいと思います。
あくまでも、個人の認識になりますので一般的な情報ではなく、私個人の意見となります。
密かにサプライヤーさんからもらうカレンダーを楽しみにしている1人です。
日本の年末年始の場合
日本の場合、年末年始のご挨拶回りは1年間の取引の感謝と翌年も良い関係性を築いていきたいことを伝える場かと思います。その際にお菓子などの手土産や、自社のカレンダーやノベルティなどの粗品を持って行かれる会社も多いかと思います。
感謝の気持ちはやはり気持ちだけではなく、見えるもの?が多いかと思います。
タイの年末年始の場合
タイの場合も年末年始のご挨拶回りがあります。また、自社のカレンダーやノベルティなどの粗品を持って来られるお客様も多いです。
タイの場合も感謝の気持ちはやはり気持ちだけではなく、見えるもの?が多いかと思います。
但し、見た目が日本と大きく異なります。
タイのお歳暮
タイの場合、11月終わりから12月にかけて色々なスーパーで特設コーナーが設けられます。
日本のイオンモール等で特設会場ができている状態と同じかと思います。
タイの会社ではこのお歳暮を一つの部屋に一時的に保管するのですが、
大量に置かれるため、さながらスーパーの特設コーナーとなります。
タイ式のお歳暮の写真はこちら、、、
お菓子、コーヒー、紅茶、高級ポテトチップスといった食べ物を綺麗なカゴバックに詰めて販売されています。
エンポリアム系列のスーパーマーケット:Gourmet Marketの特設会場の場合、、、
クリスマスのようなデザインでたくさんの種類のお歳暮が販売されています。
値段は中身によって大きく異なります。
私が見かけたのは1000バーツオーバーがほとんどでした。
中身を自分で選んで購入することもできるようですので予算が決まっている方は個別オーダーでの購入も可能です。
中身は豪華な商品がたくさん入っています。
また、カゴのデザインも豊富ですごく綺麗なかごばかりです。
ただこのカゴセットを渡すだけでなく、カゴの中、外の持ち手の所に企業名が書かれたネームカードが入っています。
日本のお歳暮の熨斗のようなものはありません。
カゴバックの詰め物以外の場合
カゴバック以外でも色々な詰め合わせが販売され、普段は付いていないリボンなどが付いた状態で販売されています。
その1:チョコレートの詰め合わせ
色々なメーカーが普段販売しているパッケージからスペシャルパッケージ版として販売しています。
中には日本のMeiji、DARSチョコレートも梱包されて販売されています。
上) Meiji:110バーツ(約428円) *小分けされたチョコレートが入っています。
下) DARS:128バーツ(約499円) *通常のDARSが3箱入っています。
コアラのマーチもあります。
値段: 100バーツ(約389円)
小袋のコアラのマーチが10袋入っていますのでばらまき用に良さそうです。
私はよく利用させてもらっています。
その2:クッキーの詰め合わせ
チョコレートと同様に色々なメーカーが普段販売しているパッケージからスペシャルパッケージ版として販売していますが、クッキーは大型化しているので面白いです。
Arsenal Butter Cookies
タイではセブンイレブン、BIGーCだけでなく、大型スーパーなど色々な場所で見かけるクッキーのため、タイでは次に紹介するクッキーと同様に有名なクッキーの一つかと思います。
値段: 269バーツ(約1,048円)
写真はありませんが、中身は大型化している訳ではなく、通常サイズのクッキーがそのまま大量に入っています。(過去にもらった際の記憶になります。)
大きさによるインパクトはNo1かと思います。
Danisa Butter Cookies
タイのお菓子のような独特な甘さもなく、美味しいクッキーです。
値段: 283バーツ(約1,103円)
写真はありませんが、こちらも中身は大型化している訳ではなく、通常サイズのクッキーがそのまま大量に入っています。(過去にもらった際の記憶になります。)
その他、大型商品ばかりではなく、小さな商品もリボンがつけられて販売されています。
余談1:分配方法
私の会社ではこれらの大量のお歳暮を会社で受け取った後はおみくじにより分配しています。
商品に付箋でNoを記載し、社員がくじ引きを引いて当たった番号を受け取ります。
余談2:便乗商法?
クリスマス商戦用かと思いますが、デザインがサンタさんのKitkatも販売しています。
値段: 199バーツ(約775円)
サンタさんの形をしたKitkatが6個入っています。
*値段が変わりますが、3個や12個など個数が異なる状態でも販売されています。
まとめ
- タイも日本と同じでお歳暮文化があります。
- タイの場合、カゴバックにお菓子などが詰められたものが主流
- カゴバック以外にもチョコレート、大型クッキーなどでも可能
- Kitkatなどのクリスマス商戦の商品も豊富にあるため間違い注意
お世話になった人たちへの感謝の気持ちは世界共通なのかと思いました。
以上【2022年11月】タイのお歳暮についてでした。