今日はタイのコーヒーと呼ばれる『オーリアン/โอเลี้ยง』について書きます。
暑い時期が始まりますがオーリアンを飲んで水分補給です。
オーリアンを飲むきっかけ
私が初めて飲んだのはタイスタッフとサプライヤーへ向かう途中に立ち寄ったラーメン屋さんでした。ラーメン屋さんに到着するとタイ人スタッフは各々好きな物を注文していましたが、
1人のタイ人スタッフが英語で私に、、、
『タイスタイルの飲み物どうですか?』
と聞いてくれたので、せっかくだと思い、タイスタイルの飲み物を頂くことになりました。
このタイスタイルの飲み物がオーリアンでした。(英語:Oliang)
この黒い飲み物がオーリアンです。
銀色のコップはタイの風情を感じます。
店の場所はわからないですが、バンコク周辺の工業団地だったと思います。
オーリアンの味
肝心の味ですが、、、
タイの飲み物は甘いので、恐らくこちらも甘いだろうと思っていましたが、、、
やっぱり甘いです。
しかし、エスニックな味ではなく、紅茶とコーヒーの間のような味わいでした。
→私個人としては甘いものも好きなため、好きな味です。
オーリアンとは
実はコーヒー豆ではなく、「タマリンドの種」を砕いて抽出するそうです。
そのため、純粋なコーヒーよりも苦味やコクは少なく紅茶のような味わいとなるようです。
ちなみにタイスタッフに甘い理由は?と聞くと、タイの飲み物だから、、とのことでした。
オーリアンの元、タマリンドとは
タマリンドはタイで一般的なフルーツのことです。
私はタイに住んで初めて知りました。
タマリンドの味は甘酸っぱく、少しくせのある味で、好みが分かれると思います。
甘酸っぱい梅干しや干し柿に近い味のような気がします。
(タイのペチャブーン県のお土産として有名なようです。)
また、使い方は色々あるようで、熟して茶色になったサヤの果実をカレーやスープなどのアクセントとして使ったり、タイの焼きそば「パッタイ」をつくる際にも使われているようです。 (パッタイについては別の記事で書きたいと思います。)
オーリアンを自宅で飲む方法
薄めたり、何かを追加したり等の作業はなく、そのままグラスに注ぐだけです。
また、銀色のコップは近所の金物屋さんで購入しまいました。
なお、銀色のコップはアルミ製です。
販売先
スーパーマーケットならどこでも売ってます。
実際、この新しい発見を妻に伝えたい、もう一度飲んでみたいと思い、オーリヤンを探そうとしたところ、、、灯台下暗し、近所のスーパーで普通に販売していました。
もし、お店でオーリアンが見つからない場合は下記質問してみてください。
ダメならこのタイ語を見せれば通じると思います。
มีโอเลี้ยงไหม/ ミーオーリアンマイ?
→オーリアンはありますか?
値段
- オーリアン :60バーツ/pc (約210円)
- 銀色のコップ:40バーツ/pc (約140円)
スーパーで購入したオーリアンの味
味は同じですが、先日のラーメン屋で飲んだオーリアンより濃い目でした。
恐らく、外の熱気で氷が溶けていたため少し薄めだったのかと思います。
そのため、喫茶店などでは冷やしながら、少し薄めながら飲むのが良いかと思います。
外でオーリアンを飲む方法
オーリアンは一般的な飲み物のため、ローカル屋台などどこでも飲むことができます。
タイで有名なこちらのお店「Cha Tra Mue Brand」でも飲むことができます。
ここでは砂糖の量を調整できますので甘さ控えめが可能です。
Cha Tra Mue :チャトラムー
1920年創業のお茶屋さんです。
創業当時は紅茶はなく、中国茶や緑茶などお茶のみ輸入販売していましたが、中国茶のように熱いまま飲むお茶は人気がなく、タイのように暑い国でも飲める氷を入れた飲み物を販売するために紅茶の販売を始めたのが始まりだそうです。
(1945年に紅茶が加わり「ChaTraMue」ブランドが誕生しました。)
今では、バンコクでは駅構内や露店だけでなく、大型デパートなど至るところで販売されています。
コップのデザイン、コップの質も良く、1度飲んで捨てるのがもったいなく、、、
我が家ではペン入れ等にして再利用しています。
オーリアン:40バーツ(約140円)
まとめ
- オーリアンはタマリンドの種から抽出したコーヒーです。
- タイ国内ではどこでも飲むことができます。
- 味はコーヒーと紅茶の間(苦味が少ない)の味です。
- 値段はタイティー等と同じ40バーツから(約140円)です。
- スーパーで販売されている方が安いです。
- スーパーで瓶タイプが販売されているため、自宅でいつでも飲むことができる。
-
タイティーで有名なCha Tra Mueでも販売されてます。
40バーツ(約140円)
余談
タイでは(私の周りでは)微妙という表現を
『ハーシップハーシップ 50,50』と言います。
50%,50%と言う意味かと思います。
英語でもフィフティフィフティと言いますね。
味はどう?
ハーシップハーシップ
と言えば、微妙というニュアンスで伝わっています。
また、タマリンドはタイでのお土産として話のネタになると思います。
タイで喉が渇いたらオーリアンをぜひ試してみてください。
以上タイのコーヒー(オーリアン)についてでした。